間違いだらけの口臭対策(?)
2010年07月21日
コメントをいただいた方が歯医者に通っていると言うことで、自分の実体験から口臭について対策方法を書いておきます。
私は、一昨年、期間としてはちょうど一年間の時間をかけて歯を治しました。
頭の中の昔の知識の歯の治療は、その歯医者には皆無で、歯根を残して治療した前歯にはグラスファイバーが入っていますし、ブリッジで健康な歯を削ることに抵抗があったので、健康な歯と歯の間に、(特殊な治療法で)接着剤で着いている義歯もあります。
その治療の間に、(とても親切なクリニックだったので)口臭についても色々とレクチャーを受けてきました。
今回はその時の口臭対策の話です。
長くなりそうなので、記事をたたんでおきますね。
興味のある方は続きをお読み下さい。
私は、一昨年、期間としてはちょうど一年間の時間をかけて歯を治しました。
頭の中の昔の知識の歯の治療は、その歯医者には皆無で、歯根を残して治療した前歯にはグラスファイバーが入っていますし、ブリッジで健康な歯を削ることに抵抗があったので、健康な歯と歯の間に、(特殊な治療法で)接着剤で着いている義歯もあります。
その治療の間に、(とても親切なクリニックだったので)口臭についても色々とレクチャーを受けてきました。
今回はその時の口臭対策の話です。
長くなりそうなので、記事をたたんでおきますね。
興味のある方は続きをお読み下さい。
口臭と言っても色々と原因があります。
【タバコ臭い】
対策:
禁煙してください。
【酸味の有る臭いがする】
対策:
胃酸が出すぎです。間食を止めましょう。
食事はゆっくり食べましょう。
胃の薬を飲みましょう。
んで、ダメならば医者に相談しましょう。
【独特の生臭い臭いがする】←本命はこれ
原因によって対策が色々有ります。
一番問題なのは、人間は自分の口臭を感じにくいということ。
自分で口臭がある事を感じないと、防ごうとは思いませんからね。(笑)
なぜ、感じにくいかというと、人間は動物的な本能で自分の体臭や口臭などの自分が出している臭いに鈍感になるためです。
これは、危険性のある異臭や異物を察知するために必要な本能なので悪いことではありません。
でも、でも~~
かなり強烈な口臭の持ち主が、自分の口臭に気付いていないのは、かなり不幸だと思います。
ちなみに、自分の口臭を確認するのは歯を磨いた後や食事の後は判りにくいです。
食事前などの空腹時に、顔の前に手を出して息をかけると比較的判り易いと思います。
一番判りやすいのは、身近な人に聞いて、(正直に)答えてもらうことですね。
さて、この生臭い口臭の原因は、歯周病と舌苔(ぜっけい)によるものがほとんどです。
ですので、歯を治療することで歯周病も治まり、口臭対策にもなります。
ここで勘違いする人が多いのですが、歯周病は歯茎の病気で虫歯ではありません。
もちろん、密接に関係していることですから、虫歯の治療と歯周病対策を行うことで、口臭はかなり減ります。
つまり、歯周病対策をしっかり行って、歯茎の腫れなどが治まってくると、虫歯にもなりにくいし、口臭も減ってくると言うことです。
具体的には、歯周ポケットを中心として歯を磨くこと、歯間ブラシなどで歯間のごみを取る習慣をつけること、そして舌苔を少なく保つこと、これらの3点が出来れば口臭はかなり治まると思います。
歯磨きは上顎の内側、前歯の内側の歯周ポケットが磨きにくく、奥歯の後ろ側が虫歯になりやすいので、そこを中心にゆっくりと時間をかけてブラッシングします。
歯間ブラシは、利用しない人も多いですが、効果は高いです。
でも、慣れが必要なので、小型でやわらかい歯間ブラシから始めると良いと思います。
私のお気に入りはこれです。
最近はコンビニでも売っているので入手しやすいですね。
最初は、下の前歯の歯間をクリーニングしてみてください。
「え~、歯間ってこんなに広かったのか!!」と叫びたくなるほど、スッキリします。
比較的、歯が大きく歯間も広い人は、これで慣れたら金属製の芯の有るタイプに切り替えるか、フロスと呼ばれる歯間の掃除用の糸を使うと便利です。
フロスに慣れるまでは蝋引きされているタイプのフロスを使いましょう。
最後に、もうひとつの口臭の原因となっている舌苔のクリーニングです。
最近は舌苔のクリーニングも習慣化してきているので、薬局で扱われる舌苔用の器具もバリエーションが増えましたね。
私は、日頃は抗菌ケースに入った小型のタイプをちょこちょこと使い、落ち着いてクリーニングするときは、少し大きめのタイプを使います。
このタイプは、先の方がある程度大きくて丸みがあるので、「オェッ」となることが少なくて良いですよ。
どうしても、苦手な方は金属製の器具を使いましょう。
その時は、金属アレルギーやその金属の含有物などの影響が心配ですので、チタン製のタイプを使うようにしましょう。
ただし、少々高額ですので、最初は高くても1,000円程度のもので良いと思います。
口臭対策をいくつか書きましたが、今までと違うことを習慣化することはとても面倒です。
それでも、自分のためですし、かなり面倒くさがりのカゼヒキでも出来たことですから、人前で安心して話が出来るように、しっかりと口臭対策をしましょう。
Posted by カゼヒキ at 11:34│Comments(0)
│カゼヒキの世迷言